そろばんとわたしの関わり④ 岡部秀夫塾長
中学の3年間、野球に明け暮れるのですが、楽しい思いをさせてくれていた大好きなそろばん道場を辞める選択肢はなかったのです。部活を終え、ユニホームのまま道場に出向き、夜の10時ぐらいまで練習したものです。それでもそろばんも下手、野球も下手なため、それぞれの先生から片方を辞めて専念するように言われたのですが、私は両方を続けたくて無理を言いました。お陰で今はそろばんの先生で身体は至って健康です。その元は中学時代にあったのです。
高校はそろばんの出来る商業高校を受けました。部活も迷わず珠算部へ!
ところが選手部と一般部があると言う。 選手部は1級以上と言われ、2級の私はあきらめて帰ろうとすると部員が少ないので入部を認めると言われた。聞いてみるとかなりの名門とのこと。不安を持ったが喜びの方が大きかった。それからはずっとそろばん漬の生活となった。顧問の先生は塾があるとのことで部活の時間はおられなかった。全て生徒で運営、それでも名門、日本一も出ているとのことで練習は厳しかった。