そろばんを持っての海外訪問
そろばんを持っての海外訪問も35回を超えました。少しだけ写真などご紹介させて頂きます。
初めてのインド訪問はひょんなことで決まってしまいました。神戸の珠算団体の先生方が東日本大震災への援助活動を行うに当たって、阪神淡路大震災の時に1年間通してボランティア活動をされた岡部先生の話をお聞きして参考にさせて頂きたいとの講演依頼を受けたことに始まります。まだ、東日本に出向いていなかったので出向かれた方にお願いして私と一緒に話をして貰ったのです。NPO法人日印教育支援センターの山本宏之理事長とインド側NPO法人のYadav Dharmendra Kumarさんのお二人です。講演終了後、数字に強いインドの方に質問が飛びました。「複式九九はどのようにして身につけておられるのですか?」この質問がきっかけでみんなでインドの教育現場を見せて貰いに行こう!と言うことになりました。山本理事長・ダルさんを講師に依頼した立場もあって、インド行きを決意したのです。私はNPO法人日印教育支援センターの理事の末席を汚していた関係もあって、いつかは・・・と思っていたことが実現することになったのです。山本理事長も同伴下さり、インド側理事長のダルさんのガイドの元、インドの主な観光地も行くことができ、そろばんの交流などもできたのです。机も椅子もないところでの熱心な授業には驚くばかりでした。インドバラナシにおける珠算塾の先生との出逢いも傲然が重なり素晴らしいものとなりました。現在ブッタガヤの学校は校舎の建て替えも進み大きな学校として発展が望まれるまでになってきています。